ハムスターは雑食性なので基本的にはどんなものでも食べます。
ですが、中にはハムスターにとって毒になる食べ物も食べてしまうこともあるので、普段と違う餌を与える時には正しい知識をもっていきましょう。
今回は、りんごをハムスターに与えても大丈夫なのかについて解説していきます。
ハムスターはりんごを食べれる
ハムスターにりんごを与えても問題ありません。
むしろ、りんごはハムスターにとって喜ばしい栄養素をたっぷり含んでいるのです。
りんごの主な栄養素はこちら
- ビタミンC
- ビタミンE
- ビタミンB
- カルシウム
- 食物繊維
どれも体に良さそうですよね。
特に注目したい栄養素は食物繊維です。
りんごに含まれる食物繊維にはペクチンという成分があります。
ペクチンは、悪玉菌の働きを抑制する働きをしてくれるので、腸内環境を整えてくれるのです。
ハムスターが下痢気味だったり軟便だったりした時はりんごを与えると改善するかもしれません。
ハムスターに与えるりんごの適切な量と頻度
りんごは必ずしもあげなければいけない食べ物ではありません。
もし、りんごを常習的にあげたいのであれば、下記の頻度と量を意識してください。
- 頻度:1週間に1回
- 量:5ミリ角程度
多くても1週間に1回与えるようにし、1回の量は5ミリ角程度は徹底してください。
これ以上の量を与えすぎると、下痢になる恐れがあります。
りんごも水分が多いですからね。
そして、りんごを与えても食べ残してしまう場合は、すぐに片付けましょう。
食べ残したりんごが腐ってしまう恐れがあります。
りんごは傷むのが早いので、食べ残したら即座に捨てるようにしてくださいね。
ハムスターにりんごの皮を与えても大丈夫?
りんごの皮はハムスターに与えてもいいのでしょうか?
ハムスターはりんごの皮も食べれます。
ただし、りんごの皮を与える際にはよく洗っての農薬やワックスを落とさなければなりません。
商品化されているりんごには農薬が使われていることが多いです。
水で洗い流せば人間の人体には影響はないことがほとんどですが、ハムスターにあげるとなったら念入りに洗わないといけません。
水洗いだけでは足りなく、ミョウバンなどで洗う必要があります。
ここまでしてりんごの皮を食べさせたいかと言われれば微妙なところですよね^^;
なので、オススメはりんごの皮をむいて与えることです。
りんごの皮をむく手間をとるか、念入りに洗う手間をとるか、どっちかしかありません。
5ミリ角程度に切ってあげるついでに皮をむけば、手間にはならないと思います。
りんごの種は絶対ダメ!未成熟りんごもNG
りんごを与える際は必ずりんごの種は取り除きましょう。
りんごの種にはアミグダリンという成分が含まれており、ハムスターにとって毒です。
基本的にハムスターは自分で食べれるかどうかを判断できるのですが、りんごの種の固さ的にかじってしまう恐れがあります。
必ずりんごを与える時にはりんごの種が入らないように気をつけましょう。
りんごを与えるにしても熟していないりんごはハムスターにとって毒となります。
しっかりと熟したりんごのみを与えるようにしてくださいね。
まとめ
- りんごにはハムスターにとって良い栄養素が含まれている
- ハムスターに与えるりんごは1週間に1回、5ミリ角程度が適量
- りんごの皮は与えても大丈夫だが、農薬やワックスを洗い落とさなければならない
- りんごの種と未成熟りんごは絶対に与えてはいけない
ハムスターにりんごを与える際には毒になる部分や適量を理解した上で与えるようにしてくださいね!