ハムスターのイメージする食べ物って、ひまわりの種ですよね。あとはチーズもイメージがあります。ペットショップではよく野菜を食べている子もみかけますよね。
私は考えたことも無かったのですが、豆腐って食べれるのか?と質問があったので、今日は豆腐を与えても大丈夫なのか?また体に悪くないのか?あげても良いなら毎日でも大丈夫?
などと豆腐について語っていきたいと思います。豆腐って体に良いので良さそうだと思う方多いと思います。
ちなみに、私自身は豆腐が大好きですが、飼っているハムスターに与えたことは1度もありません。
豆腐は与えても良いの?
答えは…与え方を正しくすれば与えてもよい。です。
豆腐は栄養価も高く、ハムスターにも与えたい食品ですが、注意がかなり必要な食品でもあります。
水分量が多く、何も考えずに与えてしまうと、下痢や体調不良の原因になります。
豆腐を与えるのには注意がかなり必要となります。
豆腐にはたくさんの栄養が含まれています。
- タンパク質
- リノール酸
- カルシウム
- ビタミン
そして、水分量は85%~90%です。想像通りほとんど水ということになりますね。
人間であれば問題はありませんが、ハムスターにとってはこの水分量が問題です。かなりの確率で下痢になってしまう可能性があります。
生の豆腐の与える時の注意
豆腐は、生の豆腐とペット用の乾燥豆腐があるのです。
出来ればペット用の乾燥豆腐を与えると良いです。
まずは生の豆腐についてです。
与える適量は?
先程伝えたようにかなりの水分量があります。そして、カロリーも豊富なため、与えすぎると下痢、肥満になる恐れもあります。
与える際は、5mm角以下にして、おやつとして与えてください。主食はペレットということを忘れずに。
お次は与える頻度になります。
毎日は絶対にやめましょう。1週間に1度で十分です。
病気で弱っていて、固形の餌を食べれない場合、本来であれば、すり潰した餌が好ましいですが、豆腐を一時的に療養食にすることも可能です。
古い豆腐は与えない。
豆腐は傷みやすい食品です。そのため鮮度にも注意が必要となってきます。
パックの中の水が濁っていたり、購入してからしばらく経っているものは与えないようにしましょう。
加熱した場合は熱をとる
豆腐を加熱した場合は、しっかりと余熱をとりましょう。
ハムスターが火傷をすると大変なことになるので注意をしてください。
冷えた豆腐も新鮮なうちにあげたいですが、少しだけ常温に戻してから与えると、下痢を防ぐのに効果的です。
味が着いた豆腐は与えない
豆腐にはさまざまな味がありますよね。ゆず、ごま、枝豆などがありますが人間用に作られているものなので、塩分が高くハムスターに害を与えてしまうのでやめましょう。
また、豆腐には木綿と絹がありますよね。ハムスターによって、柔らかいものを好むか固めを好むか分かれるので、どちらともためしてみても良いでしょう。
絹と木綿どちらを与えても問題ありませんが、木綿の方がカロリーが、1.5倍高くなるので、木綿を与える時は、さらに量を減らスようにしましょう。
乾燥豆腐の与え方と注意点
メーカーによってさまざまな商品がありますが、基本的には豆腐を乾燥させ、四角、丸形のスナック状の物が多いです。
お値段は300円前後になります。
生の豆腐よりも与えやすく、乾燥させてあるので、水分量も気にする事はありません。
ですが先程同様、与える量、頻度は一緒になります。くれぐれも与えすぎないようにしてください。
欠点としては、カロリーが生の豆腐よりも高くなります。100gで50〜80キロカロリーで、ハムスターでいうと数日分の摂取カロリーに相当します。
与えすぎに十分注意をしましょう。
にがりは大丈夫なの?
豆腐ににがり成分が入っているので心配になる方も多いと思います。
にがりは、海水を濃縮して、塩を結晶させて取り出した残りの液体のことをいいます。
海水、塩分というワードから危険を感じる方が多いですよね。
にがりは、豆腐を凝固させるために使用しています。
豆腐の塩分量は全て大豆本来の円分で、にがりによるものではありません。
適量を守っていれば危険性ないので安心ですね。
♢まとめ
ハムスターに豆腐を与えても大丈夫なのか?を説明してきましたが、いかがでしたでしょうか?
- 豆腐は生でも良いが、ペット用の乾燥豆腐のほうが好ましい。
- 与える適量は、5mm角にする。
- 与える頻度は、週に1回です。
- 水分量とカロリーに注意する。
肥満気味のハムスター、下痢中のハムスターには与えないこと。健康体のハムスターのみ。
- 摂取できる栄養がたくさんある。
- にがりは問題ない。
ということです。
豆腐は与えたい人が与えるだけで良いです。無理して上げる必要はありません。
栄養が豊富な豆腐、体調、適量、頻度をしっかりと守って与えてくださいね。