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ハムスターにミルワームを与える際の頻度と量について!何匹までが適切?

ハムスターを育てるようになり、色々と調べはじめると、餌の中で「ミルワーム」という言葉を目にするようになります。

「ワーム」というからには、虫。「ハムスターって生きてる虫も食べるの?」と思った人もいるのではないでしょうか。

ハムスターは雑食性の動物で、野生では虫も食べます。

ハムスターが健康を維持するにはたんぱく質も必要であり、ハムスターの動物性たんぱく源としてメジャーなのが「ミルワーム」です。

ミルワームとは?

ミルワームはハムスターと同じ穀物類を食べる生き物(ゴミムシダマシ科の甲虫の幼虫)で高タンパク質なのが特徴です。又、食生活がハムスターと同じなので、消化吸収がしやすいといわれています。

 

ハムスターが掴めるくらい、小さくて茶色い芋虫です。

ペット商品の売り場でカップ等の入れ物で、おがくずの中に入って売られています。

 

天然の餌なので、栄養素を効率よく摂取でき、特に、たんぱく質を欲する成長期のハムスターは喜んで食べます。

 

ハムスターが体調を崩した時にも、消化がいいので、ミルワームなら食べてくれることがあります。

普段から食べていれば、体調を崩した時にも安心なので、チャレンジしてみる人もいると思います。

 

そんなミルワームは、どのようにあげるのがいいのでしょうか?

ミルワームは一回に何匹?

1回に食べる量は

ハムスターの大きさによって異なります

 

大型ハムスター(ゴールデンやキンクマ)

1回に3~4匹

 

その他のハムスター(ジャンガリアンなど)

1回に2~3匹

 

が目安です。

大きさだけでなく、年齢や体調にもよりますので、あくまでも目安として参考にしてください。

 

小さいハムスターほど、ミルワームが大好きなのでたくさんあげたくなりますが、

食べ過ぎておなかを壊すこともあります。あげすぎは禁物です。

我が家のジャンガリアンもミルワームが大好きで、本当においしそうに食べるので、ついあげたくなりましたが、ハムスターの体を思って、目安を守りました。

 

ミルワームは高たんぱくの食材です。小さいときにはカロリーが必要ですが、

高齢になると消化機能がおちるため、負担になることもあります。

 

高齢になってきたら、たくさん食べることは避けたほうがいいと思います。

あげ方は?

生きたままで、一匹、ピンセットなどでつまんで、直接ハムスターに渡すのがおすすめです。

虫が全然平気な方は、手のひらに一匹のせて、食べさせてあげるのも、コミュニケーションになって、いいかもしれません。

 

私も、最初あげたときには、ドキドキしましたが、ハムスターの本能に近い餌なので、想像以上にとびついて、上手に食べる姿に感心したことを覚えています。

ミルワームは生きているので、それなりに動きます。ハムスターがうまく受け取れず、ミルワームが床材にもぐりこんで、一緒に探すなんてこともありました。一匹食べ終わったのを見届けてから、次のを出してあげるといいと思います。

 

ハムスターはもともと虫が大好きなので、喜んで食べてくれますが、臆病な性格で食べたがらない子もいるようです。そういう時には無理に与える必要はないと思います。

ミルワームを与える際の頻度は?

あげても、週に1、2回。

3日に1回くらいのペースであげるのが目安と言われています。

 

ミルワームはハムスターにとってはごちそうなので、その美味しさから普段の餌を食べなくなることがあります。

ハムスターは雑食性で、昆虫食ではありません。

 

当然、他の栄養素も必要ですし、ミルワームは「リン」と「カルシウム」の割合が悪いため、主食並みに与えると病気になる可能性があります。

ミルワームは「おやつ」であり、栄養補助食品のようなものです。

喜んでいても、大切なハムスターの健康のために、与える量はまもりましょう

ミルワームをあたえる利点

ハムスターはたんぱく質が不足してくると、脱毛や成長不良をひきおこします。

又、本能的にたんぱく質を補おうとして、飼い主の手にかじりつく原因になることもあります。

 

ミルワームを食べるようになって、たんぱく質が補われると毛並みがよくなってきます。

つやつやで、見ているほうも嬉しくなってきます。

又、中には、前よりもなついてくれるようになったと感じる人もいるようです。

絶対にあげないといけないの?

虫が苦手で、絶対に無理!という人もいると思います。

又、ハムスターの性格的にミルワームを好まず、食べてくれないこともあると思います。

 

通常主食として与えるペレットにたんぱく質が含まれている場合がほとんどですので、必ずミルワームを餌としてあたえなくてはいけない訳ではありません。

ハムスターの体調をみていて、たんぱく質をあげたほうがいいと思った時には、乾燥したミルワームや、粉末状のものなどもありますし、代用品となるたんぱく質のおやつは他にもあります。

 

飼い主がハッピーでなければ、ハムスターもハッピーになれないと思いますので、無理をする必要はないと思います。

まとめ

ミルワームはハムスターのたんぱく源。

与えるのは週に1、2回まで。

 

一回の量は

大型ハムスター 3~4匹

その他のハムスター 2~3匹

 

「おやつ」なので、あげすぎに注意する。

私は、「芋虫は少し苦手だけど、ハムスターが喜ぶから」頑張れました。

無理をしすぎる必要はありませんが、できそうなら、ぜひ挑戦してみるのがおすすめです。

 

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