皆さんはハムスターが食べる食べ物ってなんだと思いますか?ひまわりの種やチーズ、ペレットあたりですかね。
野菜を食べているイメージってありますか?私は昔野菜を食べるイメージが全くなくて、野菜を与えるという事も考えたことがなかったんです。SNSなどでよく与えてる方もいますよね。そういうのを見て、野菜ってあげるんだなということを知りました。
昔うさぎを飼っていたんですけど、野菜をよく食べていてすぐ下痢してしまう。というのがありそこから動物に野菜を与えるのは控えるようになりました。
そこで疑問に思うのはやはり、野菜って与えても大丈夫なのかな?ハムスターは体も小さいし余計に良くないのではないか?ど思う方もいると思うので、今回は野菜の中でも人気な、白菜について説明していきたいと思います。
白菜の栄養価
白菜には沢山の栄養価があります。
・イソチオシアネート
がん予防の効果
・カリウム
細胞の浸透圧
・食物繊維
お通じに良い
・ビタミン豊富
この他にも亜鉛、カルシウム、鉄、マグネシウムなどかなり含まれています。
体には良いかもしれませんが、たくさん取りすぎてしまうと害になるものもあるので、与え方は十分に注意をしましょう。
そして水分量はまた驚きなのですが
白菜の95%が水でできていて、野菜の中でトップレベルになります。水分量が多い野菜はあまり良くないイメージですよね。
真っ先に思いつくのが、下痢です。
そのことを踏まえて、与え方を覚えるようにしましょう。
適量、頻度
ハムスターの主食はペレットです。それを頭に入れておきましょう。
なので白菜などの野菜はおやつ扱いになります。
適量は、1g〜2gになりますが、出来れば1gにしましょう。
サイズでいうと、5mm角~1cmですね。
あたえる頻度は、週に1回にしましょう。白菜は水分量が多いため、間隔を開けて与えてください。なので毎日は絶対にやめてくださいね。
与え方
白菜の与え方として、そのまま生で与える場合と、茹でて与える場合、乾燥させて与える場合があります。
それぞれの与え方についてご紹介していきたいと思います。
そのままの生で与える場合
必ず新鮮な野菜を与えましょう。白菜は水分量が多く傷みやすい野菜です。そのため、白菜はできるだけ新鮮(内側)な物を、常温で与えるようにしましょう。
黒くなっているものは、カビが生えている可能性があるので絶対に与えないこと。
そして与える前によく洗いましょう。野菜は農薬がついている可能性もあります。よく洗い、白菜の内側の新鮮な場所を選び、キッチンペーパーで水分を除きましょう。
そして必ず適量をハムスターに、手で与えましょう。食べなかった分はすぐに捨ててください。ハムスターは巣箱に持ち帰る習慣があり、万が一持って帰ってしまい、後で食べるためにとっておき、腐ったものを食べてしまう。
という可能性が十分にあります。
腐ったものを食べるのは、かなり危険になりますので必ず食べきれないものは、すぐに処分しましょう。
茹でて与える場合
茹でた場合しっかりと余熱をとって、常温にしてから与えましょう。
茹でて冷蔵庫で冷やした場合も、常温に戻してから与えてください。
そして茹でる時に塩ゆでなど余計な、人間の調味料などは加えないこと。何も使わずに茹でるようにしましょう。調味料はハムスターにとって害だらけになります。
食べさせ方は先程と同じで、食べ終わるまでしっかりと見守りましょう。
乾燥させて与える場合
白菜を乾燥させることによって水分量を減らし、下痢予防や餌が腐敗する可能性も低減することができます。
ハムスターに白菜を与える場合は、乾燥のものが1番良いでしょう。
乾燥させるのは手間暇かかりますよね。大変だからやってられない、という方がほとんどでしょう。
そういう時は、ペットショップなどで売られている、ペット用の乾燥があるので、そちらを使うと良いでしょう。
乾燥したものは、餌入れに適量を入れてあげましょう。
1番安全なのは乾燥させた白菜になりますので与えたい方は、ペット用乾燥白菜をおすすめします。
白菜の芯を与えても大丈夫?
ハムスターの好みにもよりますが、白菜の芯は硬いので硬いものがすきなハムスターは大丈夫です。
ただ問題点としては、白菜の芯は腐敗しやすいということです。そして、歯の部分より水分量が多いのでかなりの確率で下痢になってしまう可能性があります。
与える場合は、なるべく葉の部分にしましょう。
まとめ
白菜についてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
与え方をしっかりしないと、ハムスターがとても危険な状態になってしまうので、適量、頻度を絶対に守るようにしましょう。
下痢はハムスターにとって死に繋がる怖い病気になります。
なので、生野菜を与えるのは極力避けるようにしましょう。
葉物野菜には、硝酸塩も含まれているのでガンのリスクも出てきてしまいます。
ハムスターが、少しでも長く生きれるように飼い主さんの育て方をしっかりと見直していきましょう。