ハムスター雑学

ハムスターはなぜ共食いをする?ショックを避け気持ち悪い思いをしないための防止策

ハムスターを飼っていると、縄張り争いの末に相手を食べてしまう共食い、または自分の子供を食べてしまう子食いが起こってしまう場合があります。

可愛がっていたのに共食いをしてしまった(されてしまった)などという、悲しい経験をしないためには正しい知識を持って飼育することが大切です。

当記事では、ハムスターが共食いをする理由、その防止策について解説していきます。

ハムスターが共食いをしてしまう原因

ハムスターは本来肉食動物ではないため、共食いをする必要がありません。

では、何故共食いが起こってしまうのでしょうか。

ここでは4つの理由を提示します。

ハムスターをケージ内で多頭飼いしている

ハムスターは本来単独で行動を行い、強い縄張り意識を持つ生き物です。

そのため、同じケージ内にいるハムスターを敵と認識し合い、喧嘩をしてしまうことがあります。

野生の状況下では、負けたハムスターは別の場所に移動することで共食いには至りません。

しかし狭いケージ内での喧嘩であると逃げる場所がなく、片方が弱った時、もしくは亡くなった時に、共食いに至ってしまいます。

ストレスが溜まっている

ハムスターは非常に臆病な生き物であり、ストレスに弱いです。

飼い主が良かれと思って取った行動であっても、ハムスターにとってはストレスと感じている場合があります。

特に子育て中であると、ハムスターは通常期以上に神経質になります。

その状態で多くのストレスを感じると、冷静な判断ができない状態になってしまう、もしくは子育てを続けられないという判断を行い、その結果として子食いに繋がってしまう場合があります。

餌が足りていない

ハムスターが多くの子供を育てている時は、与える餌の量や栄養がたくさん必要です。

その際に、餌が足りずに、すべての子供を育てるために必要な栄養が不足していると判断した母親は、自分で子を食べてしまう場合があります。

ハムスターの子を触りすぎている

ハムスターの嗅覚は人間の40倍以上あると言われており、その嗅覚を使って、自分の子かどうかの判断も行っています。

子のハムスターに人間の匂いがつくことにより、自分の匂いが消えてしまいます。

その結果、子であるハムスターを敵と認識して攻撃を行い、子食いに繋がる場合があります。

ハムスターに共食いをさせない解決策

では、ハムスターを飼う上で、どの観点に注意をして飼育を行えばいいでしょうか。

以下にはハムスターに共食いをさせないための注意点を記載します。

飼育は1匹ずつ行う

基本的に、ハムスターを複数飼う際は別々のケージで飼育を行いましょう。

それぞれのハムスターの縄張りを守ってあげることが共食いの防止に繋がります。

中には、共食いをしないと言われている、ロボロフスキーハムスターなどもいますが、確実に共食いをしないとは言い切れず、相性によっては喧嘩が起き、共食いに至ってしまう場合もあります。

 

また、子供のハムスターは共食いをしませんが、大人になると急に共食いをしてしまう場合があります。

子供の時に同じケージ内に飼っていて共食いが起きなかったから大丈夫という考えも危険です。

 

もう一つ、仮に繁殖をさせる場合であっても、交尾後は再び別のケージで飼育してください。

父親と母親のストレスが高くなるだけではなく、父親は生まれたハムスターを自分の子供と認識できないことがあり、子供を食べてしまうことがあります。

 ストレスを与えない

上記の通り、ハムスターはストレスに敏感なため、ストレスを与えない環境作りが必要となります。

ハムスターがストレスを感じる原因として以下のようなものが挙げられます。

  • スキンシップを取りすぎている
  • 室温が適切ではない(およそ20℃から26℃が適切です)
  • ケージ付近で大きな音が出ている
  • 室内に芳香剤や香水の強い匂いがする
  • 夜になっても強い光を与えている

    これらの事項に気を配ることにより、ハムスターが快適に生活を行うことができ、共食いや子食いに至りにくくなります。

     十分な量の餌を与える

    子育て中のハムスターには通常期よりも多くの餌を与える必要があります。

    そして量はもちろん、栄養のバランスも非常に重要となります。

    妊娠中や、成長期である生後2か月から3か月のハムスターには通常期以上の動物性タンパク質が必要となります。

    高タンパクのペレットに変える、もしくは適量のササミやチーズを与えるなどを行い、栄養を補完してください。

    ハムスターの子供には触りすぎない

    ハムスターの子は非常に可愛いため、ついつい長い時間触ってしまいがちです。

    たくさんのスキンシップを取りたくなりますが、人間の匂いがついてしまわないように過度なスキンシップは取らないように注意してください。

    やむを得なく触る際は、手袋を使用するなどして、母親の匂いを消さないようにしましょう。

     

    子供のハムスターは生後およそ1か月で、単独行動を開始します。

    その時期に別のケージで飼育を始め、適度なスキンシップを楽しむと良いでしょう。

    ハムスターを飼う際は、ハムスターについて理解することが何よりも大切

    ハムスターは非常に可愛い生き物ですが、上記の通り共食いをしてしまうという側面も兼ね備えております。

    一見残酷な行動に見えますが、このような習性があるということを理解し、受け止めることが大切です。

    そして、飼い主がハムスターという生き物の習性や本能を理解し、正しい飼育方法で飼うことにより、このような結果は避けられます。

    飼い主にとってもハムスターにとっても幸せな結果となるために、正しい知識を身に付け飼育を行いましょう。

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