ハムスター雑学

ハムスターの性格は急に変わる?性格の見分け方のポイントについても

ハムスターも犬や猫と同じように、品種によるおおまなかな性格があるのはご存知ですか?

ですが、その子自身によって、個性もあります。

おっとりタイプや、やんちゃっ子タイプなどの性格も見えてきます。

でも、ハムスターの性格が急に変わると聞いたことはないでしょうか?

そんなときはどうしたらいいの?と思いますよね。

今回はハムスターの性格についてご紹介していきたいと思います。

♢ハムスターの性格が変わるのは本当?

結果を言いますと、ハムスターの性格はかわりません。

子供のときと成体のときは、多少変化しますが、成体になってから理由もなくいきなり変わるというのは普通では起こりません。

品種による元々の性格傾向はありますが、がらりと性格が変わってしまうのは、本能のせいでは無いことが多いです。

根本的な性格は1回定着するとなかなか変化はしません。

 

♢ハムスターごとの性格

・ゴールデンハムスター

のんびりしていて、おっとりしな性格の持ち主です。とても温厚で人にも懐きやすい子です。

1番の特徴は、その頭の良さでハムスターの中でも知能が高く、人でいうと、1歳の子供と同じくらいなんです。

 

・キンクマハムスター

もともとはゴールデンハムスターなので、温厚で大人しい性格のハムスターです。

その反面、警戒心がとても強いので初めのうちは慎重に接しましょう。

基本的には懐っこいので、時間が経つにつれて、懐いてくれて比較的飼いやすいハムスターです。

 

・ジャンガリアンハムスター

好奇心旺盛で大人しくちょっぴりワガママで、愛嬌のある可愛い性格です。

人を怖がらないのですぐ懐き、迎え入れたその日から抱っこさせてくれたりと、家族とも仲良くしてくれるでしょう。

喜怒哀楽がハッキリしていて、ビックリしたり嫌なことをするとすぐに噛みつきますので注意が必要です。

 

・キャンベルハムスター

ペットとして人に飼われるようになってまだ歴史の浅いハムスターです。

気が強く活発な性格をしていて、人に慣れていないことが多いです。とっても臆病なので、人を噛むことも多いですが、歓喜に慣れれば大人しくなり懐いてくれるようになります。

 

・ロボロフスキーハムスター

ロボロフスキーは飼育が難しく、初心者向けではありません。好奇心旺盛ですが、基本的に懐きにくく臆病なのですぐ逃げてしまいます。

あまり触れ合いを好まないので、観賞用ハムスターとして人気があります。

 

・チャイニーズハムスター

大人しく、懐っこいハムスターです。ですが、縄張り意識は強いので、多種飼育やケージの掃除、消臭には気をつけましょう。

頭が良いので、トイレなどのしつけが他のハムスターより楽です。

 

♢オスとメスの性格は違うの?

オスとメスでは性格は異なります。

オスの性格は、

  • ストレスに弱い
  • 好奇心旺盛
  • 縄張り意識が強い
  • 環境の変化に敏感
  • 成長しても性格が安定している

 

メスの性格は、

  • ストレスに強い
  • 懐きやすい
  • 発情期に気性が荒くなる
  • 環境の変化に順応しやすい

となります。簡単に言うと、オスは縄張り争いをするため喧嘩っ早い1面もありますが、敵がいなければ、基本的におっとりしていて好奇心旺盛なので脱走を企てやすいです。

一方メスは、環境にもすぐ慣れやすいですが気が強く、神経質な性格です。

 

これは一般的に言われている性格ですが、飼いやすい性格なのは、メスだといえます。

 

♢ハムスターの性格が変わる本当の原因は?

成体になったらそう簡単には変わらない性格ですが、変わることもあります。

正確には、変わったように見えることが、です。そこには原因があるので、比較的によくある原因を紹介していきます。

・飼育環境

人間と同じで、住居は性格形成に重要な要素を持っています。臆病なハムスターが隠れる所のない場所で過ごしていたら、おそらくちょっと情緒不安定になるのではないでしょうか。ハムスターの本能を理解して、快適に過ごせる環境を整えましょう。

 

・飼い主の飼い方

ハムスターはあまり触れ合いたくないタイプなのですが、飼い主さんはふれあいたくて我慢できずに構い倒してしまうと、一人の時間も欲しいハムスターはストレスが溜まってしまいます。

そして夜行性の動物なのでしっかり時間通りの暗さにしてあげないと、昼も夜の区別がつかなくなってしまい感覚がおかしくなってしまいます。

 

・ストレス

なんらかのストレスでイライラしてしまい、性格が変わったように見えることもあります。ストレス行動を知っておく必要があります。理解してとくと病気の早期発見にも繋がりますので知識をつけましょう。

 

・病気の痛みでパニック状態

腫瘍や骨折など、痛みが強い疾患の場合はハムスターも痛みに耐えられず、混乱状態になっているのとがあります。

性格が変わったように見えますが、ハムスターは不安なだけ。パニックが続くとケージに突撃してしまったりすることがあるので、さらに怪我をしてしまう可能性があります。

 

このようなことで、性格が変わったように見えることもありますが、飼い主さんがしっかりと理解して飼育すれば可能性はかなり低くなるので気をつましょう。

♢まとめ

ハムスターの性格についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

ハムスターの性格は、何か原因がない限り変わることはありません。

しっかりとハムスターの飼育について知識をつけておけば、心配することはないので安心してください。

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